シャキシャキ!ホクホク!
種類豊富な品種、さまざまな食感を楽しめるじゃがいも。
ホクホクを味わえるじゃがいもの品種であるキタアカリの収穫時期は?
男爵芋も有名ですが、どんなところが違うのでしょうか?
芽に毒があると言われているじゃがいもは、芽が出ていたり、緑色になっても食べられるのでしょうか・・
そして赤い斑点は問題ない?
キタアカリの収穫時期、男爵芋との違いや傷みやすい新じゃがいもの賞味期限など、徹底解明していきましょう!
キタアカリの収穫時期、特徴や男爵いもとの違いは?
北海道で生まれたじゃがいもの品種であるキタアカリ。
収穫時期はいつなのでしょうか?
男爵芋とそっくりですが、どんなところが違う?
キタアカリについて見ていきましょう!
北海道で開発、1988年に品種登録されたキタアカリ。
名前の由来は、「北の大地に希望の明かりを」という思いからだそうです。
キタアカリの収穫時期は、9月から10月頃。
病気に強く、収穫量、ビタミンCの含有量が多いことから、全国に広がっていきました。
普通より収穫時期が早い、完熟前の北アカリの新ジャガも流通していますが、新じゃがは3〜6月あたりに収穫されたもののことを言います。
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キタアカリは加熱するとホクホクしているのが特徴で、加熱することで甘みも増し、舌触りも良くなります。
その特徴から煮物では煮崩れしやすく、向いていません。
ホクホクを楽しめるコロッケ、マッシュポテトなどがおすすめ!
じゃがいもの品種はいろいろありますが、それぞれ違った特徴がありますね。
そしてその特徴にあった調理の仕方をすると、よりそのじゃがいもを堪能できます!
ホクホクのじゃがバターや、コロッケはたまらないですね(^^)
男爵薯を品種改良して出来上がったキタアカリ。
キタアカリの形、皮などの見た目は、男爵芋そっくり!
見た目の違いは、キタアカリの芽はほんのりと赤みがあること。
また、男爵芋よりキタアカリの方が果肉は黄色く、ホクホクしていて、甘みが強いことも特徴です。
特徴が男爵薯と似ている事、食感などから「黄金男爵」や「栗じゃが」とも呼ばれています。
きたあかりは男爵イモを品種改良しただけあって、ぱっと見は男爵芋とそっくりですね。
特徴が似ている事から、キタアカリは黄金男爵と言われたり違う名前で呼ばれること多いですよね。
しかし、ちゃんと違いがあるんです。
果肉が黄色かったり、甘みが強かったり、違う特徴があるので、料理の使い方も違って楽しいですね♪
そんな料理に大活躍のじゃがいもですが、芽に毒があると言われていますよね。
芽が出ていたり、緑色になっても食べられるのでしょうか?
赤い斑点は問題ないのかも、見ていきましょう!
キタアカリに赤い斑点が出ても問題ない?
キタアカリを料理に使おうと思ったら、赤い斑点が出ていたりしたことありませんか?気になりますよね。
この赤い斑点の出たジャガイモは使っても基本的には食べても大丈夫です。
じゃがいもにできる赤やピンクの斑点は、温度が低い所で長期保存してしまった場合や収穫前に土の中が低温だったことなどが原因で起こります。
ブルーベリーなどにも含まれている色素・アントシアニンによるもので、腐っているわけではありませんが味は落ちます。
また、じゃがいもを切ってしばらくするとピンク色になることも。
これは、酸化反応が原因の剥皮褐変というものです。
空気に触れることで、酸化して変色していきます。
こちらも腐っているわけではないですが、見た目が悪いだけでなく味も落ちます。
赤やピンクの斑点、切った時のピンク色は、害はないかもしれません。
しかし、見た目が悪く、味も落ちるので、じゃがいもを買ったら早めに使うようにしましょう!
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じゃがいもや新じゃがいもに芽が出たり、緑色になったら…
普通のじゃがいもでも見られますが、新ジャガイモでもよく芽が出たり緑色になったりしてしまいます。このようなジャガイモ、新じゃがは食べるのはおすすめしません。
皮が緑色に変色しているのは、じゃがいもの天然毒素から。
光によって毒素が増えてしまうことが原因です。
じゃがいもの毒素として知られている、ソラニンやチャコニンという天然毒素。
緑に変色した部分には、その天然毒素が多く含まれています。
また、じゃがいもの芽にも毒素は多く含まれています。
加熱してもこの天然毒素が減ることはありません。
皮をかなり厚めに剥いて白かったら食べられるかもしれませんが、えぐみなどを感じる場合は危険ですので捨てましょう。
食べてしまうと嘔吐、下痢などの症状を引き起こします。
芽がたくさん出ている場合、変色している場合は、十分注意しましょう!
いつか使うと買って、ついつい放置してしまったりしますよね・・。
気づいたときには、芽が出ていたり、変色してしまっていたなんてことも。
そんな時はもったいないですが、じゃがいもの天然毒素は加熱しても無くならないので、捨ててしまう方が無難です。
傷みやすい新じゃがは特に、悪くなってしまう前に美味しく食べたいですね。
最後に新じゃがの賞味期限についても見ていきましょう!
新じゃがの賞味期限
普通の完熟のものに比べて、新ジャガイモは傷みやすいです。
新じゃがいもの保存期間は2~3週間ほど。
悪くなりやすいので、変色を防ぐためにも正しく保存しましょう!
低温障害も起こってしまうため、風通しが良く、直射日光が当たらない、涼しい場所で保存するのが良いです。
しかし、夏は高温になりやすいので、野菜室で保存するのが良いです。
野菜室で保存する場合は、土をしっかりとり、新聞紙やキッチンペーパーで包んで保存。
包むことで、湿気を防ぐことが出来ます。
また、酸化を防ぐためじゃがいもを切った後は、水に浸けると良いです。
しかし、あまり長く浸けてしまうと栄養も流れてしまうので、少し浸けて早めに調理しましょう。
この作業には、焦げ付き防止、揚げ物の仕上がりを良くすることも出来ます。
低すぎても、高すぎても、ダメなのですね。
涼しく、湿気が少ないところにするためにも、新聞紙で包むなど、ひと手間することも大切ですね。
正しい保存の仕方で、美味しくじゃがいも食べましょう!
まとめ
ホクホクのキタアカリの収穫時期は、9月から10月頃。
芽にほんのりと赤みがあること、男爵薯よりも果肉は黄色く、甘みが強いことが特徴。
芽が出ていたり、緑色のものは、じゃがいもの天然毒素によるもので、加熱しても無くなりません。
赤やピンクの斑点、切った時のピンク色は、害はありませんが、見た目が悪く、味も落ちます。
風通しが良く、直射日光が当たらない、涼しい場所で、2~3週間ほど保存可能です。
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