橋本和恵さんは販売員の仕事を始める前は陶芸家として活動していました。
橋本さんは商品を売るために、お客様を観察して商品を提案することを大事にしています。
企業からは、橋本さんの話術に驚いた、トップレベルの講師などと評判が高いです。
著書は販売員に必要な心構えや初心者の心掛けることなどが書かれていて参考になったと評価が高いです。
営業や販売などの仕事に興味がある人はぜひ、この記事を読んでみてください。
カリスマ販売員・橋本和恵さんとは?経歴は?
1977年に兵庫県で生まれた橋本さんは、佐賀県の陶磁器専修学校を卒業します。
初めは兵庫県の自宅で陶芸家として活動していましたが、生活の収入を得るためにマネキンの販売員として2000年からアルバイトを始めます。
橋本さんは販売員として順調な滑り出しをきったわけではありませんでした。
始めたばかりの頃は商品が売れない日が続き、店の責任者からは怒られて泣いて帰ってきたこともありました。
辞めそうになったこともありましたが、化粧品会社の社長から一生懸命にやっているのが橋本さんの良さであることを評価されて販売員を続けることを決めます。
どうしたら商品が売れるのか?橋本さんは売れるための方法を研究するようになります。
彼女が見つけたことは、なんでも試す、物まねをする、録音することの3点が大切だということを見つけます。
また、商品を売っているトップの営業マンを参考に購買心理を研究して、セールストークを身につけていきます。
商品を販売する上で心掛けていることは、消費者の購買心理に基づいたセールストークです。
そして橋本さんがお店に来ればどんな商品でも売れるまでに成長し、訪れた店は1000件以上にも上りました。
2006年には、フジテレビが運営する通信販売会社「ディノス」の販売キャスターに選ばれます。
2007年には独立して、東京に売れる売れる研究所を開設します。
日本テレビの行列のできる芸能人通販王決定戦で通販コンサルタントとして出演したほか、2013年11月18日の朝日新聞、2011年7月の静岡新聞 や奈良新聞、「商業界」2013年10月号で売れる人の考え方と習慣で特集されたことがあります。
カリスマ販売員・橋本さんの商品を売る技術とは?
橋本さんはお客様を観察することを大切にしています。
お客様の鞄(かばん)や携帯電話、靴なども持ち物をそっとみて、どんなお客様なのかを推測することが大切であると考えています。
お客様の生活実態を推測して、それを基に商品をアプローチ、提案していきます。
また、商品の良さをお客様に伝えるために、売らせていただいている気持ちを大切にしています。
販売に必要なことは技術と真心の2つであるとし、才能ではないとの考えを持っています。
これらのことは、企業の研修でも話しています。
橋本さんが販売指導をするきっかけは、20歳の女性販売員が仕事を辞めたいと相談してきたことです。
商品が売れないと会社の売り上げ達成に関わる、体を壊してしまう悪循環に陥っている人が多いことを知りました。
商品やサービスを提供したい営業や販売担当者の悩みを解決するために「売れる売れる研究所」を立ち上げて、企業や販売や営業などで悩む担当者のための講師を務めています。
カリスマ販売員・橋本さんの評判
カリスマ販売員・橋本さんが関わる企業などからの評判は高いです。
企業の通販番組制作会社のプロデューサーや大手メーカーの社長、広告代理店の営業担当者の声は、新しい切り口での売り方を教えてもらって参考になった、商品説明を始めたらすぐその場にいた人たちが釘付けになったなどの声が聞かれました。
他にも声は多くありますが、企業は橋本さんに対して信頼感を寄せています。
橋本さんの著書
橋本さんの著書で2008年に日本実業出版社から出された「即効トークで3倍速く売るプロの販売」のamazonでの口コミをまとめました。
販売経験者からは、読んで参考になった、本に書かれたことを参考にしてみたら商品が売れたとの声が聞かれました。
また、実践的な内容で参考になる部分が多く勉強になった、図が分かりやすかったなどの声が聞かれて、評価が高かったです。
他にも書籍はあり、売れる売れる研究所の書籍から見ることができます。
株式会社「売れる売れる研究所」とは
橋本和恵さんが代表を務める「株式会社売れる売れる研究所」の情報です。
住所:〒104-0061東京都中央区銀座5-6-12 MIYUKIビル7階
主な事業内容として販売促進コンサルティングや商品、サービスを売るための研修や講演などを行っています。
まとめ
接客審査員や研究販売員として企業に研修や講演などを行っている橋本和恵さんについて調べました。
販売員を始めたころは全く商品が売れずに苦戦していましたが、自分の経験や良さを認めてくれた社長の一言が原動力となりカリスマ販売員となるまでに成長していった過程を知ることができました。
自分が上手くいかなかったときにはどのように対処するのか?
人それぞれ方法は違いますが、橋本さんの大切にしている「なんでも試す」「真似る」「録音する」を参考に自分も頑張ってみようと勉強になりました。