在来種の天敵でもあるブラウントラウトとは、サケ科の外来種です。
同じサケ科のサケやニジマスはさまざまな料理で美味しく食べられますが、どのような味なのでしょうか?
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どのような食べ方や調理法をすると、美味しく食べられるのかも気になりますよね。
ところでブラウントラウトの生息地や大きさを知っていますか。
東北だけでなく関東にもいるのでしょうか?
外来種ブラウントラウトとはどのような魚なのか、刺身や塩焼きなど美味しい食べ方についても調査していきましょう!
外来魚ブラウントラウトとは
生態系のバランスが崩れる可能性もある、外来種ブラウントラウトとは一体何者なのでしょうか?
ブラウントラウトは、輸入されたニジマスやカワマスの卵と一緒に日本にやってきたとされています。
ただ、生態系のバランスが崩れる可能性があるのです。
それはブラウントラウトが在来種の卵を、掘り起こしてしまう事が原因ということ。
そのため在来種は減少し、外来種のブラウントラウトが増加してしまっているのです。
水産庁による、適切な管理が必要な外来種のひとつになっています。
秋田県では生息域の拡大を抑えるため、駆除作業をするなどしています。
在来種と外来種が共存するのは、なかなか難しいですよね。
外来種ブラウントラウトの標準、最大サイズは?
生態系を脅かす可能性のある外来種・ブラウントラウトが増殖中・・
サイズは標準、最大でどのくらいの大きさになるかも気になります。
ブラウントラウトとは標準的な大きさのサケ科の外来種ですが、大きいものは1mで最大で20kg以上もの大きさになるということです。
小さいものでは1kg程度以下のものもあり、日本ではほとんど小さいものが生息しています。
ブラウントラウトは関東にも生息する?生息地はどこ?
生息地など、外来種ブラウントラウトについて解明していきましょう!
ブラウントラウトは一生のほとんどを淡水域で過ごします。
一方、産卵時のみ淡水域に戻ってくる外来種をシートラウトと呼んでいます。
ブラウントラウトの生息地は北海道や秋田をはじめ、栃木や神奈川など関東にも広がっていますよ。
水が綺麗で冷たい湖や河川に生息していましたが、適応能力に優れており比較的暖かくても生息可能です。
このようなこともあり、在来種が脅かされているのですよ。
ところでブラウントラウトはサケ科の外来種ですが、食べられるのでしょうか?
そして、どんな味なのかも気になりますよね。
刺身や塩焼きなど、美味しい食べ方も見ていきましょう!
ブラウントラウトの味は美味しい?
ブラウントラウトに似た味のニジマスは楽天市場から簡単にお取り寄せできるので、おすすめです↓
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生態系を脅かすとも言われる外来種ブラウントラウトですが、実は美味しく食べることもできるのですがどんな味なのでしょうか?
ブラウントラウトは同じサケ科のニジマスに近い味わいです。
脂が少なくさっぱりとした味わいですが、少しクセがあるとの声もあります。
ただ、サーモンにも近い味わいもあり、美味しいと人気の魚です。
旬は春から夏ですが、産卵期を迎える秋ごろには脂がのったまた違った味わいを楽しめますよ♪
高タンパクで低カロリーということもあり、ダイエット中の人におすすめです。
また、ビタミンなどの栄養も豊富なのも特徴ですよ。
刺身、塩焼き…ブラウントラウトの美味しい食べ方
刺身や塩焼きなど、美味しい食べ方も紹介していきます!
淡水魚なので寄生虫には注意しなくてはいけませんが、刺身でも美味しく味わえます。
ただ癖も少しあるので、燻製して食べられることも多いようです。
他にもムニエルや塩焼き、アクアパッツァなど、サケやニジマスと同じように調理して美味しく食べられますよ。
脂が少なくさっぱりとした味わいなので、どんな調理でも使うことができアレンジ方法も無限です。
ブラウントラウトは養殖していないため、スーパーなどで販売されることはほぼありません。
多くの人が釣りで手に入れているようですよ。
釣りの時期は春や秋、夏は朝夕など気温が穏やかな時期にオススメです。
ただ、自分で釣って食べる場合は、下処理や寄生虫に注意しましょう。
残念ながら生態系を脅かしているブラウントラウトですが、美味しく食べられるのなら美味しく食べて消費するのも良いですよね。
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まとめ
ブラウントラウトとは標準的な大きさのサケ科の外来種ですが、大きいものは1mで最大20kg以上もの大きさになります。
北海道や秋田をはじめ、栃木や神奈川など関東にも広がっています。
同じサケ科のニジマスに近い味わいで脂が少なくさっぱりとした味わいです。
淡水魚なので寄生虫には注意しなくてはいけませんが、刺身でも美味しく味わえます。
他にもムニエルや塩焼きなど、サケやニジマスと同じように調理して美味しく食べられますよ。
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