スズメなどの鳥の雛が、地面に落ちてるところを見たことがありませんか?
その場合は、どのように助けたら良い?
鳥のヒナへの餌やりの仕方も、チェックしておきたいですよね。
最近スズメを見る機会が減ったなと、感じている人も多いですよね。
なぜ、スズメがいなくなってしまったのでしょうか?
ここでは地面に落ちている雛を助ける方法、生まれたての雛への餌やりの仕方やスズメがいなくなった理由などについてもご紹介していきます!
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スズメの雛が落ちてるけど、どうしたら良い?
スズメなどの鳥の雛が地面に落ちてしまっている時、どうしたら良いのでしょうか?
道路などで鳥の雛が、地面に落ちてるところを見たことあるという人も多いですよね。
そんな時、助けたいと感じませんか?
ただすぐに拾い上げてしまうのではなく、まずはそのまま見守りましょう。
地面に落ちてる雛の多くは、巣立ち直後ということが多いです。
そのためまだ上手く飛ぶことが出来ず、枝に乗り移る際に失敗して地面に落ちてしまいます。
この時は親鳥が遠くで見守っている事が多いので、まずは様子を見ましょう。
羽が生えそろった雛たちは、こうして巣立ちの練習を行うのですよ。
ただ、車がよく通る道路などは危険ですよね。
しばらく見守っていても親鳥が来ない場合は、近くの茂みなどに置いてあげましょう。
木の枝先にとまらせることが出来たら、枝先でも大丈夫ですよ。
もし近くに茂みが無い場合は、ティッシュなど巣の代わりになるものを用意してなるべく近い場所に置いてあげましょう。
近くに親鳥がいるはずなので、あまり遠くに移動させないようにするのが良いです。
きっと、鳴き声で気づいてくれるはずです!
元気がありそうなら、なるべく触らずそのまま見守るのが良いですよ。
あまり移動させてしまうと、より親鳥と離れ離れになってしまいます。
鳥の雛の生まれたてが落ちてる時はどうする?
生まれたての雛の世話は、どうしたら良いのかも紹介していきます!
生まれたての鳥の雛は狭くて暗い場所を好みます。
そのため生まれたての雛を世話する場合は、小さな箱にタオルをかけて育てましょう。
また小さなぬいぐるみのようなものを入れておくと、隠れる場所が出来てより良いです。
ただ、地面に落ちていたスズメを飼うのはやめた方が良いです。
スズメは一度人間に世話されると、もう元の場所に戻るのは難しくなってしまうからです。
自分で頑張らないと、誰かに何かしてもらっては成長できないですよね。
スズメが地面に落ちている場合は、巣立ち直後で少し練習をすればすぐに飛べるようになります。
また雛を世話するのはとても難しく、死んでしまう事も多いです。
そのためスズメが地面に落ちていても、世話するのではなく見守るのが1番ですよ。
鳥のヒナの餌やり
鳥のヒナに餌やり方法についても簡単にお伝えしていきます。
鳥の雛へエサをやる時は、先の丸いピンセットやストローなどで、口の奥まで入れてあげましょう。
先のとがったものは、けがをしてしまう可能性があるので避けた方が良いです。
そして雛は、ノドの奥を刺激されることでエサだと認識します。
そのため人間的には吐きそうになるくらい、奥の方まで入れても大丈夫です。
エサだと認識すると、雛の方からがぶがぶと食べてくれますよ。
スズメがいなくなった理由は?スズメは本当に減っているのかも調査!
実は今、スズメが少なくなっているとされています。
では、スズメがいなくなった理由は何でしょうか?
本当に減っているのか、理由と共に調査していきましょう!
昔は毎日のようにたくさんのスズメを見たのに、最近あまり見ないなと感じている人も多いのではないでしょうか。
実は現在スズメは、昔に比べて3割程減少したとされています。
では、なぜなのでしょうか?
それは住処やエサが、減少した事が原因となっています。
近年在来の木造住宅が減少しており、屋根瓦など軒下の隙間が少なくなってしまっているのです。
そのため、巣を作る場所も減少してしまっています。
今はおしゃれな家も多いので、なかなか巣を作るのも難しいのですね。
そして、スズメのエサとなる虫も減少しています。
ずっと住む家なので、虫などの侵入を防ぐためにも、なるべく隙間は無くしたいという人も多いです。
こうしたこともあり、スズメのエサとなる虫も減少し、子育てもしにくくなっています。
他にも農薬を使う事や田んぼが減っている事なども、虫が少なくなっている原因です。
そのため巣を作る場所も減り、エサも減り、住宅街に巣を作るメリットがなくなっています。
確かにエサが無く、巣も作れなかったら、住む場所を変えるしかないですよね。
こうしてスズメは、住宅街で見ることが少なくなってしまっているのです。
鳥の糞などで嫌だなと感じる事も多かったですが、実際に見ることが少なくなってしまうと寂しいですね。
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まとめ
雛が地面に落ちていた場合は、すぐに拾い上げるのではなく、まずはそのまま見守りましょう。
そしてエサをやる時は、先の丸いピンセットやストローなどで口の奥まで入れてあげます。
生まれたての雛は狭くて暗い場所を好むので、小さな箱にタオルをかけて育てましょう。
現在スズメは、3割程減少したとされています。
その原因としては軒下の隙間が少なく住処が減少した事や、農薬の使用や田んぼの減少でエサが無くなった事です。