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ペットショップや保健所で売れ残りとなってしまった猫は飼うことができる場合があります。
このようなケースは、里親として猫を飼うということになります。
しかしペットショップなどから売れ残りの猫を、また保健所から猫を里親として引き取りたい場合、その条件は厳しいことが多いです。
家族で飼おうと考えていたところ、保護団体から拒否されてしまった例もあります。
費用について調べてみるとペットショップで売れ残りの猫を引き取る際は1万円から3万円以上することが分かりました。
保健所での引き取り費用は地域によって大きく異なるようです。
この記事では、猫が好きで里親として買いたいと考えている人のために、猫の引き取りの条件や手続きの流れなど、ペットショップで売れ残った猫の場合、また保健所で保護されている猫の場合についてまとめました。
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ペットショップの売れ残り猫を引き取りたい…飼うにはどうすべき?
ペットショップで猫を引き取りたい場合、里親として猫を引き取るための条件があります。
あるお店では、誓約書に同意することや、会社が指定した証明書で里親希望者の身分を確認するなどしています。
また、そのお店では定期フードサービスを利用することも条件となっています。
かかる費用は、このお店では里親として猫をもらうには税込で約4万円必要になります。
内訳として、マイクロチップ登録料や5年分の年会費、譲渡犬猫ケアパックが含まれているほか、別にフード代が必要となるのでおよそ4万円かかるのではないかと考えられます。
一般的にペットショップで引き取る際の費用は1万円から3万円との声も聞かれました。
興味がある方は、まずはお近くのペットショップに問い合わせてみたら良いかもしれませんね。
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ペットショップの売れ残りの猫は里親に飼われる?
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ペットショップでは猫などの動物が売れ残っていると言います。
また、売れ残った猫などが人に飼われている場合もあると言います。
売れ残った動物、中でも猫の実態はどうなっているのでしょうか?
ペットショップで売れ残ってしまった猫は以下のような道を辿るということです。
・ペットショップが里親を探している
・ブリーダーのもとに戻される、売られる
・実験用として動物を取り扱っている業者のもとに行く
なお、売れ残ってしまう猫にはこのような猫がいます。
・人気がない
・体調が良くない
・人見知りをよくする
・年齢や病気になったことがあるかなどが分からない
・ある特定ものに興奮したり怖がったりするなどの反応を示す
動物は若い時が可愛い、人懐っこいと言われ、生まれてから2,3カ月は人気のピークです。
里親を考えている人は、ペットが幼い時から育てたいと考えている人が多いです。
そのためペットショップの中には、売れ残りのペットが出てしまわないためにその頃から里親を探すことに熱心なお店もあります。
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ペットショップの売れ残り猫などの販売サイト
ペットショップで売れ残ってしまった猫などの販売を扱っているサイトをいくつかご紹介します。
こちらの会社では販売されている猫を買う、または里親を探している猫を引き取ることができます。
こちらはペットショップのサイトですが、保護・譲渡の犬猫を里親として引き取ることもできます。
犬猫の里親を探している方、飼い主になりたい方をつなげるマッチングサイトです。
ペットショップや保護猫の引き取りの条件は厳しい?
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ペットショップなどで売れ残った猫を里親として引き取る際の条件は厳しいといっても過言ではありません。
理由は里親を探している動物は、様々な理由で嫌な思いを1度はしているからです。
また、保護団体のもとへ犬や猫などが来る理由としては飼い主の都合で捨てられた、飼い主が多頭飼育をしていて育てられなくなった、ペットショップで売れ残ったところを業者に引き取られたが引き取り先の業者が悪かったなどがあります。
そのため、保護団体は里親が動物をきちんと育てられる人間であるのかを厳しく審査しています。
里親になることを考えて、犬を飼おうとしていた家族の話をご紹介します。
家族は安くて動物愛護に繋げたいとの思いで里親募集サイトに応募しました。
しかし、保護団体から来たのは、飼えないという返事でした。
理由は3つありました。
1つは、小さい子どもが動物をおもちゃとして扱ってしまう可能性があったから。
2つめに、仕事、学校で家族が家にいる時間が少ないこと、最後に室内で買うためのスペースが十分ではなかったことが断られた理由です。
この家族は最終的に、ペットショップで犬を購入しました。
単身者の場合は条件がさらに厳しいです。
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猫の里親となった人の感想
coo&rikuというペットショップでも売れ残りの猫を里親として引き取ることができます。
こちらのペットショップで2021年8月までに里親に保護された犬猫の数は84頭、2021年9月12日現在で3097頭が保護されました。
出典:https://www.pet-coo.com/protection/#anc01
お店では里親となるために、家族、個人の場合どちらでも話し合いを充分に行っていて、里親希望者の環境によっては断ることもあります。
また、65歳以上の場合は保証人が必要で18歳未満であれば書面で親の同意が必要となります。
子猫が生後3か月までの場合は、留守番できる時間が十分に取れるかが大切で、子猫をきちんと見ることができるのかを見ています。
その他、しつけができるか、ペット保険に入ることができるかも条件としています。
別のペットショップからですが、売れ残りの猫を引き取って世話をしている人の声も紹介します。
30代の女性は大人の猫を飼いたいと探していて友人に相談したところ、ペットショップで2歳半の子猫が3万円で売られているとの話を受けました。
ペットショップはブリーダーが営んでいて、店では1カ月ごとに値引きをしています。
ワクチン代金も含めて3万円は安いと感じました。
飼って育てるには大変だけど猫の様子を見られるだけで幸せと感じています。
飼った日から猫は甘える様子を見せて、飼い主の布団に入る、膝の上にのるなどしました。
また、40代女性は、病気のあったレッドダービーを1万円で買いました。
買った時の猫は目やにがたくさんで、ご飯もあまり食べない状態でした。
飼った次の日は猫がくしゃみをしたと同時に鼻血が出て動物病院に行きました。
猫を診察した動物病院の医師は、鼻血が出たときは駄目かと考えていました。
しかし猫は現在、元気で毎日しっぽを振っていて牛乳を飲むほどになっています。
さらに、家に人が来ると頭をなでてもらうほどになり人間が好きになりました。
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保健所の猫はもらえるのか、引き取り条件について
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ペットショップからだけではなく保健所の猫ももらうことができますが、譲渡金がかかることもあります。
保健所の猫を引き取るためには、譲渡する保健所の地域に住んでいることが大原則です。
年齢は18歳もしくは20歳以上であることが条件で、60歳もしくは65歳以上の方であれば飼育できなくなった場合の預け先はあるかも条件となっています。
また、家族全員が里親になることを理解しているかや、住んでいる場所はペットを飼うことができるのか、きちんと飼育できるのかといったことも挙げられます。
その他にも、猫を譲り受けた後の保健所の訪問調査や指導を受けることができるか、家族の中にペットアレルギーの人がいないかなどもあります。
厳しい条件として、マイクロチップの登録が受けられるかなどが加わることもあるようです。
さらに自治体によっては、しつけ教室や飼育相談などを実施しているところもあります。
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保健所の猫のもらい方の流れ
保健所から猫を引き取る際、まずは受付をします。
猫の状態が悪ければ引き取ることができないので、事前に電話で連絡するのが良いでしょう。
引き取り開催日に会場に行き、受付で調査票を書きます。
次に飼育に関しての講習を受けます。
講習では飼育の基本や法律などを学びます。
ここからは、猫との対面です。
自分が里親として飼いたいと希望する猫を見ますが、大切なことは飼い主の性格とあっているか、自分の生活に合わせて猫を育てることができるかの2点です。
猫が気に入れば譲渡希望を出して、最後に譲渡が決まります。
譲渡は自分以外の希望者がいなければ仮決定となります。
家庭訪問、飼育環境を調べて正式に猫を引き取ることができますが、講習当日には猫を引き取ることはできません。
講習後に引き取り手続きをして引き取ることがほとんどなので、下記のようなキャリーバッグを持っていくといいです。
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まとめ
猫を見ると「目が愛くるしい」「見ていてかわいい」などの印象を受ける人がいるでしょう。
先日、自分が住んでいる地域の夕方のニュースで猫の多頭飼育が問題になっているというテーマが取り上げられました。
私の家庭では動物を飼ってはいませんが、育てられる自信がないなら飼わないことが大切だと考えています。
動物愛護が大切と言われていますが、家族や複数の目できちんと猫を育てられるか、特に子どものいる家庭ではきちんと親が説明してあげる必要があると感じました。
また、育てられなくなったから捨てるというのは飼い主の勝手な都合にすぎません。
人間だけでなく動物の生命もかけがえのない大事なものです。
売れ残った猫について調べて、動物愛護について深く考えさせられました。
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