新潟県は全国でカレーの消費量がトップクラスと言われています。新潟県で外せないカレーに、万代バスセンターのカレーがあり、テレビで取り上げられるほど。
万代バスセンターのカレーの秘密に迫ります。
新潟県のカレー事情
総務省の家計調査によると、新潟県の市民のカレールー支出額は2017年から2019年までの平均で全国2位です。
県内では「カレー県として盛り上げよう」と機運が高まっています。
新潟市中央区にある8ホテルは2020年8月から10月まで合同で自慢のカレーを提供するフェアを開催しました。
万代バスセンターのカレー
新潟県内では知らない人はいないと言われているのが「万代バスセンターのカレー」(通称は「バスセンターのカレー」)ですが、正式には立ち食いそば店の「万代そば店」の中で売られています。
万代そば店
店内は昭和の雰囲気を感じる立ち食いの店で、新潟県の名物として取り上げられています。
黄色いカレーライスはカレー愛好家をうならせるとろりとした味わいで、インパクトが強くルーのとろみは他とは違います。
バスセンターのカレーは万代シティバスセンタービルができた1973年11月から販売されています。
昼食時には万代そば店からコンビニまで行列ができるほど。夕方には売り切れになるほど人気があります。
メニュー
店内のメニュー
・ミニカレーライス 390円
・普通カレーライス 480円
・大盛カレーライス 560円
・ルーのみ 290円
※価格は2020年3月11日現在のものです。
特徴は昔ながらの黄色いカレーライスとなっています。
購入方法
カレーを食べる時は券売機で食券を購入して出します。
カレーの特徴
カレーの具材は豚肉、玉ねぎ、人参の3種類が使われています。販売を始めてから一度もレシピを変えていません。
カレーの出来上がりにはスプーンがつけられていて、福神漬けもついてきます。
美味しい食べ方は食卓にあがっているソースをかけて食べること。食べ始めは普段通りに食べていき、後半にソースをかけることで味が引き締まって最後まで飽きずに食べることができます。
新潟県出身で活動しているNegiccoのMeguさんによると、普通カレーライスでも大きいサイズとのこと。
初めてカレーを食べる人はミニサイズがおすすめですね。
人気が出た理由
新潟県のバスセンターのカレーが人気となったのは2017年3月にテレビ朝日で放送されたバラエティ番組『アメトーーク!』の中に「カレー大好き芸人」で取りあげられたことがきっかけです。
特に人気となったのは2018年。日本テレビで放送されたバラエティ番組『秘密のケンミンSHOW』の放送後には行列ができ続けるほどになりました。女性客や県外から利用する人が増え始めました。
レトルトカレーは10年以上前からカレーファン向けに販売していますが、このときにレトルトも品薄状態になりました。
芸能人の声
芸人のケンドーコバヤシさんはバスセンターのカレーがお気に入りというほど。宮迫博之さんや安田美沙子さんもSNSでバスセンターのカレーを挙げていました。
カレー店は閉店したのか?
万代そばは2020年6月に万代シティの耐震工事に伴って一時移転しましたが、同年9月18日にリニューアルオープンしました。
口コミ
「バスセンターのカレーの味は?」気になる味についての口コミをまとめました。
美味しい
・テレビで紹介されていたカレーを実際に買って食べたら美味しかった
・時々無性に食べたくなる味
・スパイシーでお気に入り
・ボリューム満点のカレー
・子どもの頃に学校で食べていた給食のカレーを思い出す
・ルーは甘めで少しずつ辛さを感じる
といった声が聞かれました。
まずい
・旨味が不足していて美味しくなく、辛いだけのカレーライス
・具材が少ない
味の好みはそれぞれですが、多くの人から美味しいと声があがっていました。
店舗について
名物・万代そば
新潟市中央区万代1-6-1 万代シテイバスセンタービル 1F
営業時間
8:00~19:00
定休日
毎年1月1日
通販での購入
新潟名物のカレーを自宅で楽しみたい人は、通販サイトで購入することもできます。
・新潟空港オンラインショップ
※1日の注文は1人10個まで。
・新潟ふるさと名物ショップ
・Amazon
まとめ
新潟県内、県外からも人気となっている「バスセンターのカレー」
最近視聴した県内ニュースでカレーライス特集が取り上げられているのを見て、はじめてカレーライスが人気になっていると知りました。
詳しく調べると、県内だけでなく県外からも人気となっているカレーライス。まだ食したことはありませんが、食べてみたくなりました。