海老の殻には、たくさんの栄養が含まれているのを知っていますか?
骨を作ってくれるカルシウムや、強い抗酸化作用があるアスタキサンチンなど、さまざまな分野に効果的です。
では、海老を殻付きで食べる美味しい食べ方は?
背わたの下処理や、有頭海老の殻ごと食べる食べ方も気になりますよね。
この記事ではエビの背わたの下処理や剥き方、栄養や美味しい食べ方、殻の出汁に臭みが出ないようにする方法についてもご紹介していきます!
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海老を殻付きで食べる美味しい食べ方4選!
海老の殻は香ばしくて美味しいですが、海老を殻ごと食べる美味しい食べ方には、どのような食べ方があるのでしょうか?
エビは子供にも大人にも大人気です。
そして、さまざまな調理方法で味わうことが出来ます。
①海老のふりかけ
海老を殻ごと食べるには、子供も大人も使えるエビのふりかけがおすすめです!
無添加の美味しいふりかけが、食べられるのは良い事ですよね。
エビの殻をお皿に並べて電子レンジ600Wで3分加熱します。
そして裏返して3分加熱し、袋に入れて綿棒などで砕いていきますよ。
その後フライパンにごま油を入れて、砕いたエビの殻、塩、かつおぶし、いりごま、青のりを入れて炒めたら完成です!
タッパに乾燥剤とふりかけを入れて、冷蔵庫で保存します。
②エビの丸ごと唐揚げ
エビの丸ごと唐揚げは、子供にも大人にも人気ですよ。
パーティーやおつまみにもピッタリです。
保存袋に背わたを取り除いたエビ、料理酒、レモン汁、鶏ガラスープの素、すりおろした生姜、すりおろしたニンニクを入れてよく揉み込みます。
そして、冷蔵庫で30分ほど寝かしましょう。
エビの水分を拭き取り片栗粉をまぶして、170℃で5分程揚げたら完成です。
③ハワイ名物料理ガーリックシュリンプ
エビは海外料理にも使われています。
ハワイの名物料理であるガーリックシュリンプも良いですよ!
頭と背わたを取り除き、ニンニクとオリーブオイルで炒めていきます。
火が通ってきたら白ワイン、最後にバターを入れて馴染ませたら完成です。
④ベトナム料理トムサーチューガー
トムサーチューガーと呼ばれるベトナム料理もあります。
エビの甘酸炒めで、殻ごとかじって食べるのでたくさんの栄養を取ることが出来ますよ。
本場ではタマリンドと呼ばれる柑橘系の果物を使いますが、レーズンを代用して楽しめます。
背わたを取り除き160℃で油通しし、油をきっておきます。
レーズン、日本酒、レモン汁、ナンプラー、ハチミツを、フードプロセッサーで滑らかにしていきますよ。
ニンニク、生姜を香りが出るまで炒めたら、エビと調味液を加えて手早く炒めたら完成です!
海老の背わたの下処理はいる?
背わたの下処理やエビの殻の剥き方なども、気になる所ですよね。
背わたは風味や色味、食感を悪くすることから取り除く必要があります。
そのため、加熱前の下ごしらえと一緒に取り除いておきましょう。
まずは、軽く曲げて節と節の間の身を出します。
頭と身の節の間、2番目の節あたりに竹串を刺し、背わたをすくい取るようにします。
背わたがすくい取れたら、竹串と親指で背わたをしっかりとつかみ、切れないようゆっくりと引き出していきましょう。
もし切れてしまったら、同じように節と節の間から取り除きます。
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エビの殻の剥き方は?
そしてエビの殻をむくのも、コツをつかめば簡単です。
両足の間に親指を入れ込み、殻と身を引き剥がすように片側へと身を寄せてツルッとむいていきます。
そして尻尾の根本をしっかりとつかみ、殻を切り離して完璧です。
エビの殻に栄養はある?
どんな料理とも相性抜群のエビですが、エビの殻の栄養には、どのようなものが含まれているのでしょうか?
実はエビの殻には、たくさんの栄養が含まれている事を知っていますか?
エビの殻の栄養には、どのようなものが含まれているのでしょうか?
エビの栄養で多くの人がイメージしているのは、カルシウムではないでしょうか。
骨や歯を作るのに必要で、不足すると骨粗鬆症になってしまう可能性もあります。
他にも、筋肉収縮や血液凝固作用の促進などの働きがあります。
そしてエビやカニの赤い色素である、アスタキサンチンも含まれていますよ。
またコエンザイムQ10の1000倍以上もの、抗酸化作用がある事でも注目を集めています。
他にも健康効果が期待されるなど、医療分野でも注目を集めているのがキチンです。
キチンには、血圧やコレステロールを下げる働きがあるとされています。
このようにエビの殻にはたくさんの栄養が含まれており、健康や美容などさまざま分野に効果的です。
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有頭海老を殻ごと食べる時の綺麗な食べ方は?
有頭海老を殻ごと食べる時の、綺麗な食べ方も紹介していきます!
エビは縁起物で、お正月のおせちでもよく目にするのではないでしょうか。
有頭海老を殻ごと食べる時、頭を紙などで押さえながら、まずは頭と胴体を箸などで切り離します。
頭の方の身は、箸で引き抜いて食べましょう。
みそがある場合もありますよ。
そして胴体の端を紙などで押さえながら、脚や殻を取り除きます。
周りの人が手で食べているなら、合わせて手で食べていても問題ないですよ。
また洋食の場合はナイフとフォークで殻をむき、ひと口大に切りながら食べましょう。
手を洗うフィンガーボールがある場合もあるので、その場合も手で食べて問題ありません。
エビの殻の出汁に臭みが出ないようにする方法も!
殻の出汁に臭みが出ないようにする方法についてもチェックしていきましょう!
殻の出汁に臭みが出ないようにする方法は、まず新鮮なものを選ぶことです。
どんな食材でも鮮度が悪いと味は落ちますよね。
同じようにエビも、鮮度が落ちると臭みが強く出てしまいます。
そのため買ってきたら、なるべく早く使いましょう。
そして一度焼いてからだし汁に使うのも、臭みを抑える方法の一つです。
焼くことで香ばしさがプラスされ、臭みを抑えてくれます。
またショウガと日本酒を入れたお湯で、アクを取りながら数分煮るのも良いです。
殻を取り出して、そのままお味噌汁が作れるので手間がかからず簡単ですよ。
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まとめ
海老を殻付きで食べるには、ふりかけや唐揚げがおすすめです!
海老の下処理では、節と節の間から竹串を使って背わたを取り除きます。
エビの殻の栄養にはカルシウムやアスタキサンチンなど、さまざまな栄養素が含まれます。
頭を紙などで押さえながら、頭と胴体を箸などで切り離して食べましょう。
殻の出汁に臭みが出ないようにする方法は、まず新鮮なものを選ぶことです。
また一度焼いてから使う事や、ショウガと日本酒で煮る事も効果的ですよ。