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大阪の安くて旨いふぐ食文化とは?なぜ安いし美味しいの?フグ料理店「玄品」は安くておいしいのか口コミも調査

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ふぐのイメージと言われると、高級、美味しいといったイメージとは対象に、
歯が鋭い、危険などのイメージもあがっています。

高級な魚と言われているふぐは良いイメージと悪いイメージの両方ある魚で、
漢字では河豚と書きます。

今回はふぐの食文化からふぐの魅力などを余すところなく紹介していきます。

 

大阪の安くて旨いフグ食文化とは?

毒をもつフグには料理や扱う際にはフグ取扱登録者の資格が必要です。

大阪府の場合、フグ取扱登録者資格を取るためには
6時間の学科と実技の講習会に参加する必要があり、
実務経験や調理師免許は必要ありません。

資格は約10万人が持っています。

一方で東京都の場合はフグ調理師の免許制と
2年以上の実務経験が必要になります。

調理師免許に加えて学科と実技試験に合格する必要があります。
東京都の場合は約2万人が資格を有しています。

資格が必要なことは知っていましたが、
都道府県ごとに基準が異なっているとは分かりませんでした。

フグを取り扱える有資格者が多いことも
大阪で安くて美味しいフグ食文化ができてきたことに繋がるのでしょう。

 

フグの消費量が多い大阪

日本では縄文時代の貝塚でフグの歯骨が見つかっています。
平安時代には「布久」の名前で使われていました。

さらには安土桃山時代には朝鮮出兵で集まった武士たちが九州でフグを食べたところ、
中毒により死者が相次ぎました。
これを受けて豊臣秀吉がフグを食べてはいけないとする「河豚食禁止の令」を出しました。

解禁となったのは明治時代の1888年です。
きっかけは伊藤博文が山口県の春帆桜で出されたふぐを食べたときに、
ふぐの美味しさに感動したといわれています。

扱いが難しく、内臓にテトロドトキシンという毒をもっているフグ。
2018年はふぐ食が解禁されてから130年の記念すべき年になったのです。

中でも大阪府はふぐの王様として知られているトラフグの消費量が1位として知られ、
ふぐ消費量の約6割は大阪が占めています。

大阪府のスーパーでは、フグの刺身がスーパーでも売られています。

古くは縄文時代から伝わり、現在に至るまでの歴史の長さや
経緯には様々な過程があります。

秀吉が食べることを禁止した令が明治時代に解禁されるまで、
人々はどんな思いでフグを食べたいと考えていたか、気になります。

それでもふぐを食べたことがない人が増えている

近畿大学で水産経済学を研究している有路昌彦准教授によると、
フグを食べたことのない人が増えている現状にあるということです。

東京では、フグを食べたことのない人はふぐの値段が高いと考えている傾向にあることも
学術調査から分かっています。

フグを食べてもらう試みとして、11月29日を「いいフグの日」とする、
回転寿司チェーン店とともにフェアを実施する、
ネット通販に力を入れるなどの取り組みを取っています。

そもそもフグ料理とは?

日本のふぐ料理を調べてみたら、

・ふぐ刺し
・ふぐの唐揚げ
・ふぐ鍋、ふぐ雑炊
・白子料理
・ふぐ酒

などがあります。

郷土料理では、

・ふぐ飯
山口県下関駅で1960年10月から1961年4月までの期間限定で販売され、
ふぐ飯はご飯の上に天ぷらや山菜などがのっていました。

・てっちり
福岡県で家庭料理で作られている鍋料理です。

フグの栄養

ふぐを食べることでどのような効果があるのか?
ふぐはコリっとする歯ごたえがします。
歯や骨が健康であるためのカルシウムやマグネシウムなどの
成分が含まれています。

また、ふぐは美容効果が高いことで知られています。
海洋性コラーゲンはシミやしわなどを防止し、
弾力と張りのある肌となるための役割を持っている他、
ナイシアンは皮膚の健康を維持し、肌をきれいにする効果をもっています。

 

大阪のふぐはなぜ安いしおいしいのか?

ふぐ料理は太平洋戦争が終わった後、
山口県や大阪府など西日本を中心に全国に広がっていきました。

大阪府の場合はフグ料理をテッポウ料理やテツ料理などとも呼んでいます。

西日本ではフグは安く食べられる魚として多く出回っています。

ふぐが安くておいしく食べられるようになったのは、
大正時代の1920年に老舗フグ料理店「づぼらや」が
始まったのではないかと考えられます。

お店の人気メニューは「ふぐうどん」でした。
常連客がふぐの汁にうどんを入れてほしいとの要望があったので
店が料理を出したところ、評判となりました。

さらに、フグ食が大阪府の条例で禁止が解かれた
昭和20年代前半にはふぐ汁の手興が始まっていったのです。

「づぼらや」がふぐ料理を広まっていくきっかけを作ったといえますね。

 

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ふぐ料理店「玄品」のフグ料理は安くて美味しい?口コミを調査

ふぐ料理店「玄品」は大手ふぐ料理店の関門海が運営しています。
店は昭和55年に山口聖二氏が大阪府藤井寺市で
とらふぐ料理の「ふぐ半」を開いたことが始まりです。

玄品となったのは平成14年からです。

玄品のふぐ料理の気になる味について、口コミをもとに調べました。

肯定的な口コミ
・ふぐを食べたい人や初めて食べる人にとってはお手頃で、満足感がある
・冬場は特に美味しい
・ふぐ料理のメニューは豊富
・ふぐは新鮮でおいしい

不定的な口コミ
・予約していたが商品が出てくるのが遅かった。
・フグ料理は盛り付けがきれいだがボリューム感が足りなかった。

価格はお手頃で満足感がある、美味しいと高評価の反面、
ふぐのボリュームが足りなかった声も聞かれました。
店側はお客様の声を受けて、改善するように努めているということです。

それ以外にも、新型コロナウイルス対策として客席と客席の間は距離を離してあり
安心したとの声もありました。

続いて玄品のふぐ料理はどんな料理があるの?知りたい人もいますよね。
玄品のふぐ料理を調べました。

焼き料理
三種盛り(熟成骨付きふぐ・ふぐ身・焼きふぐ皮)2,310円
熟成骨付ふぐ 2,310円
ふぐ身 2,310円
焼きふぐ皮 1,100円

揚げ料理
ふぐ唐揚げ 1,870円)
唐揚げ二種盛り1,320円
ふぐ皮唐揚げ990円

鍋料理
てっちり 2,178円
特大ぶつてっちり3,300円

白子料理
焼白子(塩またはタレ)2,178円

刺し料理
湯引き880円
てっさ 1,320円
ぶつ刺し1,760円

その他
雑炊 770円

料理の詳細は玄品の公式ホームページから見ることができます。
なお、価格は税込表示です。

 

まとめ

寒い季節のごちそうとして食べられているふぐ。
ふぐは毒性のある危険な魚であるとばかり考えていました。
今回調べを進めていくと、縄文時代から
長い歴史をたどり現代に繋がっていることが分かりました。

現在は新型コロナウイルスの影響を受けて、
今回調べを進めた大阪府のふぐ料理店のほかにいくつかの店舗も
倒産や経営が難しくなっていることを知りました。

玄品でも店舗だけではなく、通販やテイクアウトなどの試みを行っています。
早くコロナ禍が収まり、賑わいを見せてほしいと切に感じました。

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