きりたんぽと同じく秋田県民には欠かせない郷土料理である、だまこ鍋とはどのようなものなのでしょうか?
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だまこもちは片栗粉を使用せずご飯をつぶして作られますが、きりたんぽとの違いは?
また、だまこもちを崩れないように作る作り方のコツも気になりますよね。
だまこ鍋と同じく耳にすることが多い、焼きだまこやだまこの半殺しとは一体?!
だまこ鍋とは何か、作り方や崩れないコツ、きりたんぽとの違いやだまこ鍋の発祥についても紹介していきます!
秋田名物だまこ鍋のだまこもちの崩れない作り方は?
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秋田県民に愛され続ける、秋田名物だまこもちのだまこ鍋を知っていますか?
まずはだまこ鍋に欠かせないだまこもちの作り方や崩れないコツについてなど、お伝えしていきます!
もちもちした食感のものにはよく片栗粉が使われることがありますが、だまこもちは片栗粉を使うのでしょうか?
だまこもちはうるち米を炊いて、半殺しの状態(→下の方で詳しくお伝えしています)につぶして形作ったものです。
片栗粉は使っていませんよ。
もちもちとした食感のものには、片栗粉が使われている事が多いので勘違いしちゃいますよね。
では、だまこもちの作り方を紹介していきますよ!
秋田名物だまこもちのだまこ鍋の発祥とは?
だまこ鍋は秋田県の家庭で作られる郷土料理で、多くの人に愛され続けています。
だまこ鍋は南秋地方が発祥の地とされ、秋田県の冬には欠かせない料理ですよ。
鶏ガラベースで、鶏肉や野菜、だまこもちと呼ばれるご飯の団子が入っているものです。
今では鶏ガラベースとなっていますが、元々はワカサギなど八郎潟の幸を焼き、味噌で味を付けしたつけごという食べ方だったそうですよ。
漁獲量の減少から魚離れしてしまい、鶏ガラベースとなりました。
だまこ鍋に使われるだまこもちは、炊きたてのご飯をすりこぎでほどよくつぶし、手で丸めたものです。
だまこもちは、ご飯の団子ですね。
だまこもちがお手玉の形に似ており、秋田県ではだまこと呼ばれることから、そう名付けられたとされています。
また、子供が美味しすぎて夢中に食べるということから、黙って食べる子でだまっこという説もありますよ。
美味しすぎてという説も、お手玉に似ているという説も、どちらもありそうですね。
だまこ鍋のだまこもちときりたんぽとの違いは?
ではだまこもちと同じく秋田名物のきりたんぽとの違いは?
秋田県には他にも、きりたんぽが有名ですよね。
鶏ガラベースで、鶏肉や野菜が入っている、きりたんぽ鍋もあります。
だまこもちと同じくご飯をつぶして作られるきりたんぽとの違いは、串が不要で基本的には焼かないという所です。
そして実は、だまこもちはきりたんぽよりも起源が古いと言われているのです。
きりたんぽは作るのが大変ですが、だまこは手軽に作れることから、多くの家庭で作られるようになりました。
また子供と一緒に作れるという事、郷土料理という事から、食育の観点で給食でも出ていますよ。
焼きだまこやだまこの半殺しとは一体??
焼きだまこやだまこの半殺しについても紹介していきます!
そしてだまこと一緒に聞くことが多い、半殺しという言葉。
半殺しとはご飯をつぶした状態の事で、食感が少し残る6割~7割ぐらいまで潰した状態の事です。
食感が少し残るという事で、聞くと納得ですが少し怖い表現ですね(^^;)
また焼きだまことはだまこを焼いたもので、基本的にだまこは焼きませんが一部の地域では焼いて食べています。
焼くと香ばしさもプラスされ、また違った味わいが出来て良いですよね。
まとめ
南秋地方が発祥のだまこもちは、炊きたてのご飯をつぶし、手で丸めたもので片栗粉は使っていません。
だまこもちが崩れない作り方のコツは、塩水にサッと浸ける事です。
それを鶏がらスープに野菜や鶏肉と共に入れたものを、だまこ鍋と言い秋田県民には欠かせない郷土料理です。
6割~7割ぐらいまで潰した状態の事を半殺しと言います。
また焼きだまことはだまこを焼いたもので、基本的にだまこは焼きませんが一部の地域では焼いて食べています。