栃木県益子町の名物料理であるビルマ汁を知っていますか?
完熟トマトやナスなどの夏野菜と、じゃがいもやニンジンを和風出汁で煮込んだものです。
味付けは唐辛子とカレー粉でスパイシーさがあり、夏に汗だくで食べるのが醍醐味です。
そんなビルマ汁の作り方も気になりますね。
栃木県益子町では、小中学校でも給食で提供されるなど多くの人に愛されています。
ビルマ汁とはどのようなものなのか、作り方なども紹介していきます!
益子町で有名、ビルマ汁とは?
栃木県益子町では夏の風物詩ともなっているビルマ汁。
ビルマ汁とは、どのような食べ物なのでしょうか?
作り方や栃木発ビルマ汁の人気レシピも紹介していきます!
ビルマ汁は、栃木県益子町で夏に食べられる名物料理です。
真っ赤に熟したトマトやナスなどの夏野菜と、じゃがいもやニンジンを和風出汁で煮込んだものです。
味付けは唐辛子とカレー粉で、辛さとスパイシーさがプラスされています。
ビルマ戦線から復員兵が持ち帰った味、終戦後どんな気持ちで食べたんだろう。美味しくいただきつつ、少し想像。
ルーツは太平洋戦争。栃木県益子町に伝わる郷土料理「ビルマ汁」がつなぐもの | 集英社オンライン https://t.co/MSPiS7sokP
— 栃ナビ! (@tochinavitoto) August 15, 2022
スープカレーと似たような味わいとも言われています。
辛さの奥に出汁の旨味がある熱々のスープで、一度食べたら忘れられない一品です。
夏に熱々スープを汗だくで食べるのが醍醐味となっています。
そんな益子町で愛されるビルマ汁は、1945年の太平洋戦争の時期に誕生しました。
飯塚潤一さんが現在のミャンマーに出征していた時に食べたスープが元になっています。
食べたスープの味が忘れられず、帰国後に日本で手に入る食材で作ったとされています。
太平洋戦争時、現在のミャンマーはビルマと言われていたことからビルマ汁と呼ばれるようになりました。
その美味しさがどんどん広まり、今では夏の名物料理として親しまれています。
ミャンマーで食べたスープの味を、再現できることが凄いですよね。
ビルマ汁の作り方や人気レシピ
ビルマ汁の作り方もご紹介していきます。
材料を切って煮込んでいくだけなので、簡単ですよね。
味見しながら調節していくのがポイントですね。
使用する具材は、ナス、いんげん、ジャガイモ、ニンジン、玉ねぎ、完熟トマト、豚ばら肉薄切り、鷹の爪が基本です。
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夏野菜にズッキーニなどを使う家庭も多いです。
自分の好きな夏野菜で作ってみてください!
ご飯やパン、うどんをスープとセットで食べる事も多いようです。
スパイスの効いたビルマ汁は、ご飯やパンなどにも合うに決まっていますね。
益子町の夏の定番料理であるビルマ汁は、東京でも食べられるのでしょうか?
給食で出る地域があるのかも見ていきましょう!
ビルマ汁は東京でも食べられる?
ビルマ汁は栃木県益子町でもごく一部の地域で定番となっていますが、東京でも食べられるのでしょうか?
ビルマ汁はご飯のおかずとしても長年愛され続けています。
また、洋風ビルマ汁や冷製ビルマ汁、つけ麺やスープパスタなど、お店ごとにアレンジもされています。
東京では、さまざまな地域の郷土料理が味わえるd47食堂で、ビルマ汁は味わえます。
ただ、夏の定番料理となっている事から夏限定のメニューのようです。
他にも、さまざまな地域の郷土料理が味わえて楽しいお店ですよ♪
d47食堂では、いくつかの郷土料理が組み合わさった定食で提供されています。
メニューには地域やどのようなものなのかも説明されているので、選ぶのも楽しめます。
ビルマ汁が給食で出る地域も?
給食で出る地域があるのかも、解明していきましょう!
栃木県益子町にある小中学校では、給食でも提供されるなど多くの人に愛されています。
他市町の食文化に関心を持ってもらおうと、益子町学校給食センターの協力で高根沢町の小中学校でも提供されました。
他にもさまざまな地区で提供され、栃木県で知られるようになっていっています。
すぐ近くの地域でも知らない食文化があるので、他の地域の定番料理を給食で食べられるのは嬉しいですね。
また、さまざまな地域の名物料理を食べるのは、楽しいですよね♪
まとめ
ビルマ汁は、栃木県益子町で夏に食べられる名物料理です。
夏野菜とじゃがいもなどを和風出汁で煮込み、唐辛子とカレー粉で味付けたスープです。
栃木県益子町にある小中学校では、給食でも提供されるなど多くの人に愛されています。
他市町の食文化に関心を持ってもらおうと、栃木県内の小中学校でも提供されました。
東京ではd47食堂で味わえますが、夏の定番料理となっている事から夏限定のメニューのようです。