いかそうめんやいかめしなど、たくさんの方法で味わえるイカですが、イカの旨味成分とは一体何なのでしょうか？
またイカは健康に悪いと言われてきましたが、実は健康に良いのです！
ただ、イカの食べ過ぎには注意しましょう。
ところで、イカ・タコは何類なのか知っていますか？
また、イカで有名な県はどこなのでしょうか？
イカの旨味成分とは一体何か、太るのかや食べ過ぎるとどうなるのか、足の数などイカ・タコについてご紹介していきます！
イカの旨味成分とは一体？
イカの旨味成分とは一体何なのでしょうか？
みなさんはイノシン酸という言葉を、耳にしたことがありますか？
旨味成分としても有名なイノシン酸ですが、イカに含まれている旨味成分はイノシン酸ではありません。
実はアデノシン一リン酸と呼ばれる、イノシン酸になる前の成分なのです。
これにグルタミン酸が合わさることで、イカの旨味成分となっています。
元々イカは豊富な旨味成分を持っており、魚肉の旨味成分でもあるイノシン酸が無くても、独自の旨味成分を持っているのです。
そのためそれぞれの旨味が合わさることで、相乗効果が起こり、旨味がアップすると言われています。
イカは健康に悪いの？
またイカは健康に悪いとの噂も出ていますが、本当なのでしょうか？
そしてイカはコレステロールが高く、健康に悪いと言われてきました。
しかし近年、タウリンという物質が見つかり、健康に良いのではと言われ始めています。
このタウリンという物質は不整脈の改善や貧血予防、コレステロールを抑制するなどの作用があるとされています。
そのためコレステロールは高いですが、タウリンも多く含まれているので、健康に良いと言われるようになりました。
健康に悪いと言われていたものが、健康に良いと言われるようになるのは凄いですね！
スルメイカは太る？スルメイカやホタルイカは食べ過ぎ注意？
他にもスルメイカは太るのか、スルメイカやホタルイカは食べ過ぎるとどうなるのかも見ていきましょう！
イカは良質なタンパク質を含み低カロリーということで、ダイエット食品としても注目を集めています。
そしてスルメイカは嚙み応えがあり、満腹感も得られて良いですよね。
たくさん嚙むことから、表情筋も鍛えられますよ。
ただ一方で、スルメイカは塩分が多いので食べ過ぎには注意が必要です。
バランスの取れた食事を取り、小腹がすいたらスルメイカを食べる程度にしておきましょう。
食べ過ぎると、塩分の取り過ぎでむくんでしまいますよ。
また消化が悪いことから、腹痛を引き起こす可能性もあるので注意しましょう！
そしてホタルイカの場合はビタミンAの取り過ぎで、頭痛や腹痛を引き起こす可能性があります。
他にもイカはプリン体が豊富で、痛風の危険があるなど食べ過ぎには注意です。
イカで有名な県はどこ？
イカが有名なのは、何県なのでしょうか？
呼子のイカとも呼ばれるほど佐賀県ではイカが有名ですが、実は漁獲量では北海道や青森県が多いです。
イカにもさまざまな種類があり、北海道や青森県ではスルメイカ、佐賀県ではヤリイカやケンサキイカが主に獲られています。
また日本で食用として獲られるイカは、20種類ほどとされていますよ。
そして北海道の函館では、いかそうめんやいかめしが名物です。
佐賀県の呼子では生簀からすぐに調理される、活造りが名物となっていますよ。
たくさんのイカが漁獲されると、新鮮なイカが味わえて名物もたくさんありますね。
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イカ・タコは何類？足の数は？
イカ・タコは何類なのか、それぞれの足の数などについてもチェックしていきましょう！
タコやイカは、ナメクジやミミズと同じく軟体動物と言われています。
これは骨格や関節を持っておらず、頭と足と内臓で構成されているのが特徴です。
このことから、頭足類とも呼ばれていますよ。
また軟体動物のアレルギー物質が甲殻類と似ており、アレルギー反応を起こしてしまう事から甲殻類に間違われることが多いです。
そしてイカとタコで、ごっちゃになってしまうのは足の数ではないでしょうか。
タコの足は8本イカ10本なのですが、イカの足の10本のうち2本は触腕と呼ばれる腕のようなものです。
イカの一番端についている足より長い2本が、腕のようなものですよ。
ただ外敵から襲われた時などに切り離すことがあり、その後再生するので足の数は増えてしまう事もあります。
まとめ
イカに含まれている旨味成分はイノシン酸ではなく、アデノシン一リン酸です。
また低カロリーということで、ダイエット食品としても注目を集めています。
ただ食べ過ぎるとむくみや腹痛、頭痛などを引き起こす可能性があるので注意です。
イカの漁獲量は、北海道や青森県が多いです。
タコやイカは、ナメクジやミミズと同じく軟体動物です。
タコの足は8本ですが、イカの足の10本のうち2本は触腕と呼ばれる腕のようなものです。
