通常の大根の3倍ほどの価格の女山大根は、江戸時代から栽培され幻の大根とも呼ばれています。
女山大根の読み方は、おんなやまだいこんです。
甘みが強いのが特徴の女山大根ですが、美味しい食べ方は煮物やおでん、漬物や酢漬けにすること?
赤い大根は葉っぱも食べれるのでしょうか?
女山大根の値段や販売されている場所、美味しい食べ方や赤い大根の種類、普通の大根との栄養の違いについても紹介していきます!
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女山大根など、赤い大根の美味しい食べ方は煮物や漬物?
強い甘味が特徴の女山大根ですが、紅大根の美味しい食べ方とはどのような食べ方でしょうか?
煮物やおでん、漬物や酢漬けにすること?
女山大根は甘みが強いので、生でも美味しく食べられます。
漬物や酢漬け、サラダにのせると彩りが美しいこだわりのサラダになりますよ。
なますは柚子の果汁を加えることで、赤紫色の発色が鮮やかになります。
他にも女山大根の糖度を活かして、大根おろしにするのも良いです。
せっかくなら赤紫色を活かして、彩り鮮やかな食卓にしたいですよね。
そして加熱すると、生とはまた違ったホクホク食感になります。
肉質が繊維質の緻密なので煮崩れしにくく、煮物やおでんにピッタリです。
だし汁のうまみをたっぷり含んだ、美味しい大根が味わえますよ。
他にも、ポトフやふろふき大根でもピッタリです。
加熱すると鮮やか色は無くなってしまいますが、生とはまた違う食感や味わいを楽しめます♪
赤い大根の葉っぱも、普通の大根と同じように葉っぱまで食べられます。
漬け物にしても、炒めても、美味しく食べられますよ。
赤い女山大根と普通の大根の違いは?
赤紫色をした女山大根とは、そもそもどのような大根なのでしょうか?
普通の大根とは何が違う?
値段や販売されている場所、赤い大根の種類など、女山大根について紹介していきます!
多久伝統野菜である女山大根は、なんと江戸時代から栽培されていました。
約15年かけて復興し、今でも栽培されています。
読み方は、おんなやまだいこんです。
自然豊かな佐賀県多久市は、昼夜の気温差が大きく水はけも良いので、育てるのにピッタリな環境となっています。
最高の場所で通常の2倍の時間をかけてゆっくりと育てられた女山大根は、甘みと旨味が詰まっていて味が濃いのが特徴です。
これにより青首大根に比べて、1.5倍も糖度が高くなっています。
そのため、辛みはほとんど感じませんよ。
また害虫退治用の土壌消毒剤を使っていないので、形はいびつですが安心安全です。
そんな女山大根の1番の特徴はやはり、赤紫色をしている見た目ですよね。
ポリフェノールのアントシアニンを含んでいる事で、赤紫色になっています。
そしてこのアントシアニンは抗酸化作用があり、がんの抑制や生活習慣病の予防に効果があるとされていますよ。
これが普通の大根との大きな違いです。
また天然の消化剤とも言われており、食物の消化を助けてくれる酵素が含まれています。
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赤い大根の種類
赤大根といっても、表皮だけが赤いものや果肉だけが赤いもの、表皮も果肉も赤いものがあります。
表皮だけが赤い大根は、神奈川県三浦市のレディーサラダが有名です。
紅芯大根は果肉だけが赤い大根で、紅くるりは表皮も果肉も赤い大根に分類されます。
女山大根は茎や表皮が赤く、果肉は白いです。
女山大根の値段や販売場所は?
幡船の里には直売所があり、地元の新鮮な野菜や果物、女山大根などを購入することが出来ます。
1本600円程で、通常の大根の3倍ほどの価格です。
大きさが大きいということもありますが、生産数が少ない事も価格が高くなってしまう原因となっています。
そして、ほとんどが地元で消費されていますよ。
まとめ
おんなやまだいこんと通常の大根の違う所は、アントシアニンを含んでいる事です。
女山大根は幡船の里の直売所で、1本600円程で購入出来ます。
表皮だけが赤い神奈川県三浦市のレディーサラダや果肉だけが赤い紅芯大根、表皮も果肉も赤い紅くるりがあります。
女山大根は甘みが強いので漬物や酢漬け、煮崩れしにくいので煮物やおでんにピッタリです。
赤い大根の葉っぱも、普通の大根と同じように葉っぱまで食べられます。