「最近ごみのポイ捨てをよく見るな」
「ストーブをつけっぱなしで親に怒られたよ」
という子どもさんや親御さんもいることでしょう。
身近にも環境問題について考えるきっかけはたくさんありますよね。
最近よく耳にする「SDGs」は私たち全員が解決しなければいけない重要な課題で、世界で2030年までに取り組むことが決められた目標のことです。
今回はそのSDGsの意味や目標につい小学生に向けてもわかるように、わかりやすく解説していきます。
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SDGsとは?小学生向けに簡単に説明すると・・
「SDGs」と聞くと、なんだか難しそうな言葉と感じた人もいるでしょう。
読み方は「エス・ディー・ジーズ」と読みます。
日本語に訳すと「持続可能な開発目標」といいます。
(SDGsはSustainable Development Goalsの略)
分かりやすくいうと、将来にわたって受け継がれていく、
人間が取り組み続ける課題です。
SDGsの言葉が聞かれるようになったのは、
2015年の9月に世界の偉い人たち(首脳)が集まり開かれた
国連のサミットで採択されたことです。
サミットでは国際的な取り組みとして、
世界で共通の認識を持ち積極的に取り組むことで注目されました。
SDGsの目標はわかりやすく説明すると?
SDGsには運動会やマラソンと同じでスタートがあるようにゴールも決められています。
目標達成は世界共通で2030年と決められています。
目標は17個ありますが、小学生でも
わかりやすい言葉に置き換えて説明します。
- 貧困をなくす
- 飢餓ゼロ
- 全員が健康で福祉の機会を与えられる
- 全員が高い教育を受けられる
- 男女間の性差別をなくして、ジェンダー(男女)平等を実現する
- 世界中に安全な水とトイレを行きわたるように
- クリーンなエネルギー
- 働きがいと経済が伸びる世界に
- 産業と技術革新の土台をつくる
- 人や国の不平等をなくす
- 国内や国家間の格差を見直す
- 住み続けられるまちづくり
- つくる責任 つかう責任
- 気候変動の具体的な対策
- 海の豊かさと陸の豊かさを守る(14と15の目標)
- 全員に平和と公正さを
- 国家間のパートナーシップで目標を達成
人類が解決するべき17の目標です。
何だか大変と感じるかもしれませんね。
ですが、自分ができることを一つずつ無理なく続けていくことが
将来に繋がっていく土台になります。
SDGsは小学生も授業で勉強している
実は小学生もSDGsについて勉強しています。
小学校にはたくさんの授業がありますね。
国語、社会、家庭科、図画工作、音楽、生活、
道徳、学級活動、総合的な学習の時間、外国語活動など。
そのような授業の中で、外国と日本の文化の違いや
言葉の違いなどを勉強したことはありませんか?
その中で人や国の不平等について学ぶこともありますよね。
こういうことを学ぶことで、
小学校の段階からすでにSDGsについて勉強しています。
(もちろん、中学校や高等学校へ進学しても内容は難しくなりますが、
SDGsについての学びを深めていきます。)
小学生も学校の授業でも、SDGsの目標である
「よりよい生き方」について勉強しているんですね。
・SDGsバッジ
SDGsにはSDGsバッジと呼ばれる虹色の丸いバッジがあります。
政治家や芸能人、会社員も胸につけていることがあります。
このバッジはニューヨークの国連本部が作って販売しています。
バッジをつけているとSDGsに取り組んでいる人だと好印象をもたれます。
バッジは国際連合本部のギフトショップで販売されています。
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SDGs:身近なことから1歩ずつ
SDGsについて調べました。
日本は世界に比べるとまだSDGsについて知られていない現状があります。
なお、同じアジア地域の中国では90%の人が知っているといいます。
2021年3月27日には第1回のこども未来国連が東京有明で開催され、
世界の子どもたちが平和で豊かな世界について話し合われました。
また、第4回こども新聞サミットが
2021年3月26日にパソコンを使ったオンラインで行われました。
2030年までまだ9年あると考えるか、あと9年しかないと考えるかは人それぞれ。
ゴールまでできることは何があるのかを、
子どもと大人が手を取り合って考えて誰もが
住みよい社会の実現を目指すための努力を惜しまないで
生活に活かしていきたいですね。