「格差」社会とか医療「格差」、地域「格差」と言ったような感じで、
日本語には何かにつけてあらゆるジャンルで「格差」という二文字がついて
もともとの言葉に対して特別な意味を持たせる表現というものがあります。
その中でも最近マスコミを通じてよく見たり聞いたりするのが、
ずばり、結婚や離婚と言った恋愛にかんする芸能ニュースで使われている
「格差婚」という格差のあるカップルに対してよくある言葉です!
この「格差婚」はそうでない恋愛関連のニュースよりも話題性に富み、
そのぶん注目度も高いですが、明るいニュースばかりではありません。
格差婚は男性が下、女性が上だと大変?離婚率が高い?
年の差が大きなカップル同士の結婚が昔ほど珍しくなくなるにつれて、
この「格差婚」という言葉を見聞きする機会が増えるようになりました。
とはいえ、「そもそもこの、格差婚、ってどんなものなの?」と
どうもぼんやりとしかイメージできない方も少なくないと言われています。
この「格差婚」というのは、家柄は収入、学歴といったスペックについて
何らかの差がある者同士が婚約、結婚することを指します。
例えば、大手キー局のアナウンサーと無名の漫才コンビの芸人さんとか、
一流企業のお嬢様と母子家庭で育った起業家さんといった感じです。
そして、このような「格差婚」と言われるカップルの方に見られるのが、
奥様のほうがご主人よりも学歴や収入が高いという傾向です。
さらに、あらゆる格差があるカップルの場合、たとえお似合いに見えても
結婚生活であらゆるトラブルが生じて離婚するケースが結構多いのです。
行政などによる明確なデータというものは特にないものの、
「格差婚」と呼ばれるご夫婦が離婚する確率はそうでないご夫婦よりも
結婚生活に、それも早めにピリオドを打つ確率が高いと言われています。
芸能人のスピード離婚が珍しくないのも納得というわけです。
格差婚でもうまくいく秘訣を調査!
このようにここまで「格差婚」についてご紹介してくると、
「今の相手とは格差婚になるからやめるべきなのか?」といったように
スペック等の違いで不安になってしまう方もおられるかもしれません。
ただし、どうしても「格差婚」という結婚に当てはまらないカップルよりも
真剣に婚約について考え始め、そして夫婦として暮らし始めること中で、
「こんなはずではなかった」とすぐに後悔する例が多いのもまた事実です。
このような展開とは無縁のご夫婦がうまくいくその気になる秘訣は、
簡単に表現すると「サポートする・話し合う・割り切る」にあると
恋愛心理学の専門家の方などはあらゆる場面で紹介しています。
「格差があるのは結婚する前から分かり切っていることとして、
最初から立場が異なることを理解し、割り切る覚悟を大切にする。」
「価値観がお互いにありとあらゆるモノや͡コトで異なりがちでも、
定期的にじっくり話し合ってお互いの心を理解しようとする。」
「格下にあたる相手が苦労することを意識してサポートする。」
こうしたポイントを最初から少しでも意識しておけば、
気が付いたら大変なトラブルに発展してもはや手遅れとなり、
残念な離婚という結末を避けることが十分可能です。
ハッピーな格差婚も可能!
家柄が釣り合わないからとあきらめてしまう方も少なくないものの、
円満な夫婦生活を楽しんでいるご夫婦もしっかりいらっしゃいます!
どのような格差があれ、何も問題のないおしどり夫婦もおられ、
必ずしもいずれ離婚するはずというわけではもちろんありません。
確かにあらゆる壁が生じやすいというのは今のところは事実です。
「格差婚」を決めたご夫婦でも、お互いを尊重しあえる
とても良好な関係を築いているケースもあります。
ですから、「格差婚だからすぐに離婚するかもしれない」とは
本人も周囲の人も、下手に気にしすぎる必要はありません!