鳥取県で生まれた長芋、ねばりっこを知っていますか?
扱いやすい新品種が欲しいという要望から生まれたのですが、生まれるまでにはたくさんの苦悩がありました。
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また長芋や山芋などヤマノイモ科にはたくさんの種類がありますが、ねばりっことつくね芋、むかごや自然薯との違いは?
そして、ねばりっこの美味しい食べ方はそのまま食べることですが、それ以外にはどんな食べ方がおすすめ?
この記事では以上のことに加えて、販売店や値段、旬の時期や栄養、保存方法や賞味期限など、ねばりっこについて詳しくご紹介していきます!
鳥取産ねばりっこの美味しい食べ方はそのまま食べること?
アクが少なく、甘みとコクが味わえるねばりっこですが、美味しい食べ方はそのまま食べること?
強い粘りが特徴のねばりっこは、とろろで味わうのがおすすめです。
すりおろしても水っぽくならず、粘り強いとろろになりますよ。
アクが少なく甘みとコクが強いので、ご飯にかけて少し醤油を垂らすだけでも絶品ですよ。
もちろん、そばでもそばの香りが引き立ち美味しいです。
そしてそのまま食べることで、他の長芋との違いを楽しめます。
他にも薄くカットして素揚げにするだけのねばりっこチップスや、さいの目にカットして盛り付けるだけのねばりっこサラダ。
ふわとろの食感のお好み焼きなど、ねばりっこはさまざまな調理法にピッタリです。
たくさんアレンジして、自分のお気に入りを見つけてみてください!
鳥取県の長芋ねばりっことつくね芋、むかご、自然薯との違いは?
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鳥取県の長芋である、ねばりっこ。
つくね芋やむかご、自然薯との違いは何なのでしょう?
ねばりっこ、つくね芋、自然薯と、ヤマノイモ科にはたくさんの種類があります。
まず自然薯は日本原産の芋で、長芋であるねばりっこは中国原産の芋です。
自然薯の別の言い方として山芋と呼ばれることがありますが、ヤマトイモ科を総称として使われる場合もあります。
つくね芋は大和芋の事で、自然薯と同じように山芋と呼ばれることもあります。
そんな山芋の肉芽にあたるのがむかごで、畑の珍味として知られていますよ。
鳥取県の長芋であるねばりっこは、扱いやすい新品種が欲しいという要望から生まれました。
ただ長芋は雄株だけしかなく、新品種を作るのはとても大変な事なのです。
そこで考えられたのが、長芋とは逆で雌株だけしかないイチョウイモだったのです。
そして鳥取県園芸試験場で、交配作業がスタート。
バイオテクノロジーの技術を利用して交配し、やっとの思いでねばりっこは誕生しました。
ねばりっこの旬の時期や栄養
ねばりっこの旬の時期や栄養についても紹介していきます!
ねばりっこは鳥取県だけで生産され10月上旬~12月下旬に収穫されますが、まとめて貯蔵されるため通年販売されます。
要望は粘り気が強く折れにくく、扱いやすい短い品種でした。
そんな要望から生まれたねばりっこは、小ぶりで折れにくく、ねばりが強いのが特徴です。
またアクが少なく、甘みとコクが味わえます。
タンパク質や炭水化物が多い事も特徴で、通常の長芋の2倍も栄養があるとされています。
他にもリンや鉄、カリウムや食物繊維などバランスも良く栄養価も高いです。
疲労回復にもピッタリですよ。
ねばりっこの保存方法や賞味期限
ねばりっこの保存方法は新聞紙で包み、風通しの良い涼しい場所で保管です。
これにより1~2ヶ月はもちますよ。
長期保存していると芽が出る場合がありますが、毒はないので取り除いて使えば大丈夫です。
カットして冷蔵庫に入れる場合の賞味期限は、1週間ほどですよ。
では、ねばりっこの美味しい食べ方は?
どこで売ってるのか、販売店や値段も見ていきましょう!
ねばりっこはどこで売ってるのか、販売店や値段も紹介!
どこで売ってるのか、販売店や値段も紹介していきます!
ねばりっこは、鳥取県の道の駅やJA、スーパーなどで購入出来ます。
道の駅 北条公園では、ねばりっこはもちろん、アイスや御膳、そばなどねばりっこを使った料理が楽しめます!
その中でもねばりっこソフトは、ねばりっこの粘りと甘みを存分に味わえますよ。
またヤフーショッピングや楽天市場など通販でも購入できます。
2〜4本の約1.8kg、3500円ほどです。
まとめ
ねばりっこは、扱いやすい新品種が欲しいという要望から生まれ、10月上旬~12月下旬に収穫され通年販売ます。
自然薯は日本原産の芋で、長芋であるねばりっこは中国原産の芋で、つくね芋は大和芋の事です。
山芋の肉芽にあたるのがむかごです。
新聞紙で包み、風通しの良い涼しい場所で1~2ヶ月はもちます。
ねばりっこは鳥取県の道の駅やJA、スーパーなどで購入出来ます。
強い粘りが特徴のねばりっこは、とろろで味わうのがおすすめです。
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