少しずつ日差しが暖かくなり、冬から春に季節が移ろぎつつありますね。
冬から春にかけての今が旬と言われている魚がいます。
その魚がメバルで「春告げ魚」とも呼ばれています。
メバルには黒、白、赤の種類がいることをご存じでしょうか?
今回はなかなか知らない黒メバルについてや
値段やおすすめの食べ方などお伝えしますね。
黒メバルは楽天市場などからお取り寄せも可能です↓
黒メバルとは?
メバルという魚は、凄くメジャーな魚ではありませんが、
名前は聞いたことがあるという人も多いのではないでしょうか?
こちらの方が市場に並んだクロメバルの写真を載せられています↓
2/26(金)
おはよーございまーす!
久しぶり市場に魚いっぱい… 当然買いすぎるっ💦 まだ時短中でお客さん勢いなし! でもねぇ仕入れに来てくれてるのに並んでる魚が少ないと気持ちも⤵️るってもんです! 気持ち前向き過ぎて… 反り返ってもたぁww
( ̄▽ ̄;)今日も1日ご安全に! pic.twitter.com/AIHJP4R54T
— さかなやさん【釣んに行こらよおぉ】 (@sakanayasun) February 25, 2021
今回はメバル、特に黒メバルについてお伝えしていきます。
- メバルとはどんな魚?
メバルという魚は「眼張る」とも書きます。
その名の通り大きな目が特徴の海水魚で、
カサゴ目フサカサゴメバル族属に属するカサゴの仲間です。
北海道から九州まで生息しており岩礁や海藻が多い場所でよく見られます。
サイズもそんなに大きくないので、釣りやすく釣り人にも人気の魚です。
栄養的にも子供の脳の発達に良いとされるDHAや
骨の形成などに役立つカルシウムも多く含まれている為、
子供からお年寄りまで幅広い世代におすすめの食材でもあります。
メバルは黒、赤、白の3種類に分けられ、見た目で判断することが出来ます。
- 黒メバルの特徴
黒、赤、白と3種類いるメバルの中でも
一番高級とされているのが黒メバルです。
黒メバルは名前の通り見た目が少し黒っぽく、
メバルに入ってい横縞が見えにくくなっています。
鱗が柔らかく皮は薄く、骨もあまり硬くありません。
身離れも良く、透明感のある白身は熱しても硬くならない為、
煮つけにするとすごく美味しく食べられます。
黒メバルは高級魚?
昔から黒メバルは高級魚だったわけではありません。
黒メバルを含め、メバルは北海道から九州まで沿岸部でも獲れる為、
大衆魚として庶民の味として広まっていました。
ですが、年々漁獲量が減少しており、
それに伴い値段がどんどん高騰してしまっています。
その為、高級魚の仲間入りとなったのです。
特にメバルの中でも黒メバルは漁獲量が少ない為、
メバルの中でも一番の高級魚と言われています。
黒メバルの値段は?
庶民的な魚から高級魚になってしまった黒メバル。
最近の相場は大体いくらなのでしょうか?
煮つけなどにして食べやすい大きさの20㎝前後は1匹250~300円くらいです。
20cmの黒メバルは150gほどとなりますが、楽天などからの通販お取り寄せだと送料分少し高くなっています↓
サイズが大きくなるほど値段は上がっていきます。
27㎝を超えてくると1匹600円前後で販売されるものもあります。
27cmというと300g前後かと思われますが、こちらも同じく楽天などでは送料分上乗せされて販売されています。
近所に売っていなかったらお取り寄せも便利ですね。
黒メバルの美味しい食べ方は?
庶民の味として慣れしたんできた黒メバル。
どんな美味しい食べ方があるのが見ていきましょう。
- 煮つけ
黒メバルと言えばの定番の食べ方ですね。
身離れが良く、身も柔らかくて適度に脂ものっている為、
煮つけにすると食べやすく、味も染み込み美味しいです。
大きさもそんなに大きくないので、頭ごと煮つけにすることが出来ます。
ご飯にもお酒にもあう一品になりますよ。
- 塩焼き
簡単調理で行える塩焼き。
メバルの身は白身で程よい脂なので、
さっぱりとしていてお年寄りでも食べやすい味です。
身自体がさっぱりしているので、シンプルな塩焼きもいいですが、
ハーブやニンニクを効かせて洋風な塩焼きも美味しく食べられます。
また塩焼きだと食べられないお子さんもバターを使って、
ムニエルのようにするとより食べやすくなったりします。
- 刺身
新鮮で大きめなメバルが手に入った時は刺身がおすすめです。
透き通るような白身でプリっとしています。
皮も薄く美味しいので湯引きして食べると良いです。
内臓の処理や捌いたりが出来る方はぜひ一度食べてみて下さい。
新鮮なメバルの見分け方
①目が綺麗
②体の色も澄んでいる
③えらが綺麗なバラのような色
目や体が濁ったりしていると、新鮮ではないのでそういう場合は
煮つけなどしっかり火を通して食べましょう。
- から揚げ
子供も美味しく食べられるから揚げは、黒メバルを丸ごと楽しめます。
骨もそんなに固くないので、カラっと上がった
黒メバルのから揚げは骨までバリバリいけます。
2度揚げしてカリッと揚げれるようにしましょう。
から揚げの衣にハーブを混ぜたり、
カレー粉を混ぜたりするとより風味も広がり美味しいです。
また小さなお子さんだと黒メバルを3枚におろしてから
から揚げにするとより食べやすく、骨も骨せんべいとしておやつ感覚で食べれます。
- アクアパッツァ
洋風のレシピにも使うことが出来ます。
小ぶりですが身が詰まっている為、アクアパッツァにも適しています。
アクアパッツァは白身魚とトマトを基本として、
ブイヨンなどを使わずに魚の出汁と野菜の出汁で煮込みます。
メバルと好きな野菜とアサリなの貝類を使い、
美味しいオリーブオイルとニンニクがあれば簡単に出来るので、
ぜひ和風な味つけが少し飽きた人はチャレンジしてみて下さい。
まとめ
今回は「春告げ魚」と呼ばれるメバルの中でも
高級魚の黒メバルについてお伝えしてきました。
メバルは北海道から九州までどこでも獲れる魚で、
大衆魚でしたが最近の漁獲量減少により高級魚の仲間入りをしました。
黒、白、赤の3種類ありますが、
特に黒メバルは漁獲量が少ないので値段が高めのようです。
1匹250~300円でサイズによって値段が上がることも。
煮つけや刺身、アクアパッツァなど様々な料理にも使えるので
ぜひスーパーや魚屋さんで見かけた際は買って味わっていてほしいです。