今話題の白川郷。意外と都会から遠くなく、雪がふり積もった藁葺(わらぶ)きの屋根がライトアップされる…、そんな幻想的な景色が広がる白川郷には、これ以外にもいろんな魅力に溢れています。
わらぶきの合掌造りに降り積もった雪。肝心の雪化粧はいつから!?
せっかく白川郷に行くのだからやはりしっかり雪が降り積もった合掌造りを見たいですよね。今年はいつから見られるのでしょうか。
訪問は12月下旬以降がおすすめ。例年通りならほぼ確実に雪化粧を見られます。
2020年12月9日現在、天気予報によると来週火曜日(12月15日)くらいから本格的に冷え込みはじめ雪が降るようです。例年12月下旬から一面の雪景色が見られるようなので例年通りのようですね。雪化粧を見ることを目的にして、白川郷に遊びに行くのは年末から来年3月上旬にかけて予定すると良いでしょう。
しかし、本当の雪深さを体験したいのなら1月下旬から2月上旬にかけての訪問を計画すると良いでしょう。例年通りであればその時期に最も降雪が見込めますし、合掌造りが最も綺麗に見られる時期でもあります。ぜひ一度見ていただきたい景色のひとつです。
雪道の運転の際は特に気をつけて下さいね。心配な人はバスツアーなどを利用するのもひとつの手だと思います。
白川郷展望台が土砂崩れのため利用できない⁉︎ 白川郷展望台だけじゃない白川郷の魅力。
実は現在白川郷展望台駐車場は平成30年7月の豪雨による土砂崩れの改修のために利用できなくなっている。このせいで白川郷の魅力は半減…と思ったら間違い。
白川郷展望台が土砂崩れ改修工事のために利用できなくても白川郷には魅力がまだまだあります。紹介していきましょう。
1. 城山天守閣展望台
とにかく景色が綺麗。良く写真などでみる景色を見ることができます。
実はここでは昼食やトイレ休憩をすることもできますので、長時間ドライブで疲れた体を綺麗な景色を見ながら休めるのに良いでしょう。
お昼時にバス団体客とかさなるととても混むので利用時間を上手にずらすとストレスなく楽しい時間が過ごせます。
2. 荻町城跡展望台
天守閣展望台からすぐ。下の和田家からも徒歩圏内です。ここからの白川郷の景色は天守閣展望台からの景色とは違った良さを見る事ができます。
3. 国指定重要文化財 和田家
築300年経過した合掌造りの古民家。なんと今も生活が営まれ続けるという住宅です。入場料¥300で見学する事ができます。
営業時間9:00 – 17:00
定休: 不定休
入場料: 大人¥300、小人¥150
WiFiあり(SHIRAKAWA-GO Free WiFi)
4. 雪化粧ライトアップ
ライトアップは毎日行われるわけではありません。予定を確認して希望の日が合えば早めに予約しましょう。
- 2021年1月: 11日(月・祝), 17日(日), 24日(日), 31日(日)
- 2021年2月: 7日(日), 14日(日)
イベントの参加方法の詳細、最新情報は白川郷観光協会ホームページ確認すると良いでしょう。
このライトアップは本当におすすめです。是非見に行ってみて下さい!!
白川郷ではどの駐車場を利用すればいいの⁉︎
どの駐車場にむかえばいいの?どこが空いてる?
城山天守閣展望台や荻町城跡、さらに和田家にも近い。ライトアップ時にも使える駐車場。しかし開場時間が不明であったりと利用者の不満の声もあります。
2. 萩町城跡駐車場
城山天守閣展望台や荻町城跡、同じように和田家にも近くおすすめです。なにより無料。そのためすぐ満車になってしまいます。お昼時以降は相当運が良くないとここには停められません。足腰が鍛えられます。
3. 村営せせらぎ公園駐車場
合掌造りの集落まですぐ。もちろん展望台も徒歩圏内。駐車代¥1000だが、身体障害者向けの少し広めの駐車スペースも完備。荻町城跡駐車場が空いてなかったり、足腰に自信がない方にはここがおすすめです。
4. みだしま公園臨時駐車場
同じように集落まではすぐだが高低差があり、階段や坂とバリアーフリーの観点からは悪い。
5. 番外編: 道の駅 白川郷
合掌造り集落を観にきてどうしても駐車場が空いていない時は村の北側にある道の駅に停めることもできます。集落まで徒歩では30分くらいかかりますので、その集落にいくためにここに駐車することはあまりおすすめしません。本当に空いてなかった時のみ使用できます。
しかし、この道の駅でおいしいアイスクリームやうどんが食べられます。
まとめ
今年はほぼ例年通り積雪は12月下旬から。もっと雪深い白川郷を体験したいなら1月下旬から2月上旬の訪問を計画してみましょう。
駐車場は荻町城跡か村営せせらぎ公園駐車場がおすすめです。
この短い誌面では伝えられない魅力がまだまだあります。遠山家ごはんプロジェクト、郷土料理すったて汁作り体験、どぶろく祭りで有名な白川八幡神社、などなど。是非この冬、白川に足を運んでくださいね。