野生のメダカはなぜ絶滅危惧種に?その理由や絶滅の可能性のある種類についても調査

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Zucky123によるPixabayからの画像
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メダカは日本人に親しまれている魚です。

しかしそのメダカが今、絶滅危惧種に!

その理由や絶滅の可能性のある種類についてもまとめました。

 

野生のメダカはなぜ絶滅危惧種に?理由は?

なぜ、野生のメダカは絶滅危惧種に指定されているのか?
理由について考えていきます。

日本のメダカの特徴

メダカは流れが緩やかな池や田んぼなどを泳いでいます。
日本のメダカを地域区分で分けた場合は北と南の2つに分けられます。

青森県から近畿地方に生息しているメダカをキタノメダカ、
→背びれの切れ込みが浅く、身体の後ろは網目模様

近畿地方から西日本に生息しているメダカをミナミメダカといいます。
背びれの切れ込みが深くて、体の後ろに網目模様なし

生息地の北、南に対応していて覚えやすい名前ですね。

メダカは環境破壊が原因で絶滅危惧種に?

日本では1954年から1970年代ごろまで高度経済成長が進みました。

特に1970年代には急速に経済成長が進んでいきます。
日本社会が好況となった一方で、大気汚染や生活排水などの水の汚れが顕著になります。

経済成長の陰で工業化が急速に進んだため、環境破壊が起きて公害問題も発生します。

1980年代に入ると地球温暖化とオゾン層の破壊など地球環境問題が発生し、
さらに拍車をかけます。

高度経済成長が進んだこともあって、都市開発や河川の改修工事などが進んでいきました。

水路が人の手が加えられていないものは少なくなっていき、
コンクリートで整備されたものが多くなりました。

また、メダカは水の流れが緩やかな場所では負担がないのですが、
水流が早くなる激しい環境だと負担が大きくなってしまいます。

 

メダカブームも一つの原因

2010年代に入ると、体の色が多様なメダカが見られるようになって
メダカブームが起こるようになりました。

メダカブームの一方では、メダカが乱獲されたことで
野生のメダカの数が減ったとも考えられています。

自治体の飼育場や販売店からメダカが盗まれる事件が発生していることも
問題になっていましたよね。

野生のメダカは環境省が1999年に絶滅危惧種類に指定しました。
類は類までの恐れはありませんが、絶滅の危険が高まっていて、
将来的には
類になる恐れがあります。
ですので、メダカは
類だからといって大丈夫と安心できません。

 

メダカで絶滅危惧種と言われる種類は?

絶滅危惧種として、絶滅する可能性のあるメダカを紹介していきます。

1つはクロメダカといわれる野生のメダカです。
1980年代には流れが緩やかなできれいな小川に生息していました。
現在も数は少ないですが、日本各地に生息しています。

2つめはシロメダカです。
シロメダカの体が白くなっているのは、突然変異が原因です。
白く光って可愛いメダカで、古くは江戸時代から観賞魚にもなっていることから、
観賞価値が高いです。

シロメダカはまれに見られますが、体の色が白いので光に弱いです。
また、天敵に見つかりやすいこともあって長くは生きられません。

 

メダカの絶滅を防ぐための活動

メダカの絶滅防止のために自治体が取り組んでいる事例もあります。

メダカの数が減ったことで、各自治体では地域のメダカを大事にする活動が
各地で盛んになっています。

神奈川県と山形県の取り組みを紹介します。

・神奈川県の取り組み

神奈川県藤沢市では、東日本型のDNA
もったメダカが個人の庭で見つかりました。
「藤沢メダカ」と名付けて、小学校の先生が
自然教育の一環として活動に取り組んでいます。

・山形県の取り組み

山形県庄内町の家根合地区では、
地域住民と小学生による保全活動が行われています。

小学校では、めだかが住む田んぼで安心安全な「めだか米」と呼ばれる米作りや
農家の方から指導を受けて稲刈りをしています。

また、魚類調査体験や魚の学習会も行っていて、
地域と小学校が一体となって絶滅危惧種の環境保全活動に取り組んでいます。

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まとめ

童謡の「めだかの学校」から、身近に感じているメダカですが、
絶滅危惧種に指定されている原因や種類を調べました。

最近は用水路でめだかを見かけることが少なくなりました。
自然環境の変化が大きな原因になっているのではないかと考えられています。

小学校5年生の理科で、生命領域の分野で「メダカのたんじょう」について学習します。

そんな風に日本では広く親しまれているメダカを初め、環境を保護するために
水路などへのごみのポイ捨てをやめる、水辺の環境を整備するなど
身近にできることをコツコツと行って、メダカなどの生き物が住みよい
水質環境を整えていくことが大切であると実感しました。

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