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東京さくらトラムの名前はいつから?ダサい?都電荒川線・新名称の評判や料金・乗り方や魅力についても

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路面電車と聞くと、どんなことを想像しますか?

・古い
・時代遅れ
・ダサい

等の声があります。

一方で、

・昔ながらの雰囲気を味わいたい

といった声も。

今回は東京都で残っている路面電車「東京さくらトラム」について、
都電荒川線の魅力とともに紹介していきます。

東京さくらトラムになったのはいつから?

荒川線は東京23区の北側に位置しています。

昔は王子電気鉄道と呼ばれ、明治44年に開業しました。

昭和49年には都電荒川線と名称が変わり、
現在の新宿区早稲田駅~台東区三ノ輪橋区間までの
3012.2kmを走っています。

なぜ都電荒川線から東京さくらトラム変わった?

東京都交通局は2017年に利用者の増加と沿線の活性化を図るため、
荒川線の愛称を決めることにしました。

東京を訪れる外国人観光客が分かるようにするためです。

名前の形式は「東京~トラム」と定められました。
~の中に入る言葉の候補は8つ挙がりました。

・さくら
・ローズ
・フラワー
・ブルーム
・クラシック
・レトロ
・ノスタルジック
・レガシー

東京都都交通局のウェブサイトや、都営地下鉄各駅に応募箱を置く、
または郵送などで応募を受け付けました。

一人二つまで選ぶことができ、3459件の応募の中から25%の支持を得て、
2017年4月28日「さくら」に決まりました。

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「東京さくらトラム」名前の評判

都電荒川線の愛称が東京さくらトラムに変わり、
評判はどうなったのか気になりますよね。

2017年当時にツイッターに上がった声を紹介します。

・「東京さくらトラム」なんて長い名前は定着しない
・荒川線のままでいい
・桜が咲いてない時に東京さくらトラムと言っていいのか

都電の名前に思い入れの合った利用者や地元の住民からは、
東京さくらトラムの名前について良くない印象や
批判的な意見を持っている人もいました。

また、長い間「都電荒川線」と呼ばれていたことで、
どうして誰も呼ばない名前にするのか疑問の声があがりました。

「東京さくらトラム」はダサい?

利用者や地元の方のほか、愛称に対してキラキラネームだ、
荒川沿線の花はバラだという声も。

ダサい、もしくは批判的だと考える人が多い傾向が見受けられます。

さらに愛称が変更になったことで
都電荒川線と東京さくらトラムどちらの愛称がいいか、
201712月にアンケートをとりました。

結果は都電荒川線の方が良いと答えた人は4382票、
東京さくらトラムと答えた人は
211票でした。

都電の評判は?

新しい名前は残念ながらあまりよくない声が多く聞かれましたが、
実際に都電荒川線の名前以外の評判はどうなのか?

口コミをもとに調べたところ、

・東京の街並みを歩くにはちょうどいい
・1日券を買って歩くのがおすすめ
・のんびり乗ることができた

トリップアドバイザーでも高評価の意見が多かったです。

東京さくらトラムこと、都電荒川線の料金は

都電の料金は大人170円(IC168円)、
小児
90円(IC84円)となっています。

また、ICカード、都電一日乗車券、
都営まるごときっぷ(
1日乗車券)等が使えます。

都電荒川線の乗り方

「昭和のレトロな雰囲気を1度みてみたい」
「路面電車に乗ってみたい」
と考えている人もいます。

しかし、乗り方がよくわからないと不安に感じますよね。

都電荒川線の乗り方は以下の通りです。

前乗り、後降りが基本になります。

①電車は前から乗る
②電車に乗ったら料金を運賃箱に入れる
③自分が降りる駅でボタンを押して降りる

バスの乗り方と同じです。

注意点があります。
割引運賃や小児運賃の時は駅員に伝えてください。

都電荒川線(東京さくらトラム)の魅力

都電荒川線の沿線には見どころの多いスポットが満載で、
1日券を買って散策するにはうってつけです。

ここからは都電一日乗車券を買って、
都電荒川線が楽しめるスポットの魅力をお伝えします。

まず、都電一日乗車券を購入します。

料金は大人400円、子ども200円で有効期限は1日のみです。

前売り、当日売りを行っていますが、
前売り券を使う場合は当日の日付を印字するため、
始めに乗車するときだけ料金機に通します。

2回目以降は乗務員に一日乗車券を見せるだけでいいです。

桜・バラの観光

桜の見頃は3〜4月ということは有名ですが、
バラの見ごろは春が5月中旬から6月上旬と、秋は10月中旬から11月上旬です。

桜は早稲田から面影橋の間に見えます。
春にはきれいなピンク色で満開の桜を見ることができます。
春の桜はきれいといった声も口コミには多くありました。

バラは桜と同じく荒川線の象徴となっている花です。
バラが多く咲いているのは荒川車庫前から三ノ輪橋駅区間の線路わきです。
区を挙げて緑化活動に取り組んでいて、
ボランティア「荒川バラの会」などによって、整備されています。

都電荒川線の歴史・文化

・とげぬき地蔵

庚申塚駅の近くのとげぬき地蔵は高岩寺にあります。
昔、間違って針を飲み込んでしまった人に
本尊の御影を飲ませたら針が後利益で抜けたそうです。

人気となっているのは「洗い観音」で、
休日になると行列ができるほど人気です。

・昔ながらの街並み

鬼子母神(きしもじん)堂

鬼子母神堂は鬼子母神前駅にあるお寺です。
境内には駄菓子屋さん「上川口屋」があります。
上川口屋は江戸時代から長く続いている歴史があり、
子供が喜ぶお菓子がたくさん売られています。

境内の大黒堂では毎週日曜日と8の付く日に名物の
「おせんだんご」が売られています。

・都電思い出広場

都電思い出広場は荒川車庫駅前を降りてすぐの場所にあります。
空間は停留所をイメージしたもので、都電の旧型車両が展示されています。

旧型車両の中に入ることができ、昭和30年代のジオラマもあります。
昭和の懐かしい雰囲気と新しい雰囲気。
大人と子どもでそれぞれ違った雰囲気を味わうことができます。

・家族で楽しみたい人に

家族で楽しみたい人にはあらかわ遊園です。

あらかわ遊園は大正時代の1922年に開園した都内で唯一、
公園の中に遊園地があります。

ちびっこ広場や子どもプールなどがあるので、
子どもがいる家族向けにはおすすめの場所です。

動物と触れ合えるコーナーもあるので、
動物に触れ合う機会がなかったり少なかったりする
家庭には訪れてみると良い場所です。

まとめ

東京さくらトラムについて調べました。
元は都電荒川線と呼ばれていましたが、
時代の流れとともに東京さくらトラムに名称が変更されました。

歴史や文化をはじめ、昔ながらの街並みや植物など見どころ満載の荒川線。
東京都内で昭和のレトロな雰囲気を感じられるおすすめスポットです。

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